
今回は弟の部屋が汚部屋化しかけたので、これ以上悪化する前に前向き社畜主導のもと断捨離を実施。
汚部屋化してどこから手を付けたらいいのか分からない、お片付け初心者に向けて断捨離のポイントを紹介します。
弟の部屋before

まず初めに断捨離前の弟の部屋です。
統一感がなく、全体的にごちゃっとしてとても掃除がしずらいですね。

ウォークインクローゼットも棚がごちゃっとして、どこに何があるのか物の置き場所が決まっていませんね。
その他、床に使用していない物が散乱して足の踏み場が少ないです。
パッと見て収納スペースを生かし切れていないのが分かります。



散らからないレイアウトにしていないと直ぐに散らかって掃除が大変💦
本人も後悔していました。
不用品を撤去した壁はカビが繫殖してカビ臭かったです。
今回の状態を見るに収納場所が決まっていない、新しく増えた物の分だけ不用品を減らさずに足し算されたことが原因(段ボールやペットボトルなどがいい例)
引き算をしなさい!
弟の部屋after

弟の部屋のafterは不要な収納ケースやコタツ、ゴミを処分しました。
その他、ギタースタンドの代わりに自作したコンパクトベッドに楽器を引っ掛け、スペースの最大化することにしました。
なんということでしょう!
反復横跳びできるスペースと生活動線が確保された部屋に変わりました。
断捨離とレイアウトのコツは後半で紹介します。

ウォークインクローゼットも整理整頓がされて足の踏み場が確保されました。
弟からは生活しやすくなったとのこと。
部屋が汚部屋化するのはなぜ?

工場に部品が入荷して出荷するサイクルがありますが、生活も同じことです。
入ってきた分減らす。これをしないと物が増えて手に負えなくなってくるので意識しよう。
次の見出しでアイデアや解決策を紹介していきます。
片づけで最初に手を付けるポイントは片付ける範囲を分割するべし

全体的にごちゃごちゃしていると、どこから手を付けたらいいのか分からないですよね。
そんなときは写真のように、部屋や収納ボックスなどを一つの塊として見ずに、分割して1か所ずつ攻めていきましょう!
初めは小さいカラーボックスや部屋の隅からスタートしましょう!

一気にやってもいいけど、1エリア10分だけ取り敢えずやってみる気持ちで取り敢えずやってみましょう。
やる気が後からついてくる作業興奮を味方に付けよう!
1年以上使用していない不要物は断捨離する
基本的に1年以上使用していない物に関して売却か処分をしています。
売れない衣類はその場で切断してウェスにしてしまえば掃除にも使えて、原型がないからまた収納することがないのでオススメです。
洗う前のフライパンの汚れを拭き取っても良いですし、料理をしない人は鼻をかんで消費するも良し。

断捨離に迷ったら保留する物を1つにまとめて保管する

断捨離で使わないけど思い出があったり、不要だけど手放せない品があると思います。
そんなときは箱や袋に入れて日付を書いて1か所に保管します。
前向き社畜の場合はガジェットを購入したときに付属しているダブってしまったコード類が捨てられず、袋に入れて屋根裏部屋に保管しています。
ここからさらに1~2年使用しなかったら処分することにしています。
散らからない習慣を身につけるレイアウトにする
断捨離して部屋の掃除もしたら次にやること、それは散らかる原因を無くして生活動線を意識したレイアウトにしてしまうことです!
それでは弟の部屋が汚部屋化した原因をもとにしたアイデアと生活動線について紹介していきます。
分別ができないなら分別を辞めてしまう

ゴミの山で最初に気になったのが、ペットボトルやダンボールなどの資源ごみが目立ちました。
弟にヒアリングを取った結果、可燃以外の分別が分からない、めんどくさいなどでした。
前向き社畜が住む自治体はそこまで厳しくないので、弟だけダンボールを除いたペットボトルと厚紙類はゴミ箱に入れるように指導しました。
めんどくさい工程を省くことで、考える前に可燃ゴミ箱に入れることで放置ごみが減ります。
ダンボールについては部屋での開封を禁止して、リビングですることにしました。
リビングなら家族がついでに処理するので、汚部屋化した掃除よりマシですね。
その他、部屋の出入り口にゴミ箱を設置するのも、移動ついでに捨てることができるのでオススメです。
モノの置き場をあらかじめ決めておく

最初はボックスごとにカテゴリー別に収納することがコツ。
場所を決めないから散らかったり、戻す場所がないから長期間片付かないままなんてことも。
よく使う服も床やあちこちに散らばるなら、畳まずに収納棚の1つにまとめてしまうのも手間が掛からないのでオススメです。

めんどくさい工程を省いておけば少しは収納が楽になるよ。
前向き社畜の部屋では、畳まない収納術を活用しています。
ピッタリ収納の活用と収納スペースを増やさない

今回、弟の部屋は不用品以外に使用していない収納ケースや、モノ溜めと化したコタツが、空間の圧迫と不用品が増える原因となっていました。
そして、手前にあるギタースタンドも部屋の移動や片付けなどの生活動線を妨げ、部屋を綺麗にするハードルを上げていました。

今回自作した、キャスター付きギターアンプラック。
移動も簡単で、余分なものを置くスペースを省いています。
不用品を処分して残ったモノは、ジャスト収納を心掛けてることで部屋を広く使え、モノの定位置も決まるので整理整頓がしやすくなります。
コードも吊り下げて収納することでロボット掃除機が線を巻き込まないようにしました。

自作したコンパクトベッドのサイズは縦186cm×横76㎝。
横80~90cm×195cmのセミシングルベッドより小さいですね。
マットレスはお昼寝マット、一番の下は使わなくなった長座布団を敷いて底付き感をなくしています。
部屋を広く使うポイントにベッドとギタースタンドを合体させました。
前向き社畜は常に二分の一思考で、節約やスペース確保などを半分でやれないかなどアイデアを考えるようにしています。

入り口にあったギタースタンドは、電子ドラムが置いてあるウォークインクローゼットに移動したので、ロボット掃除機の掃除動線や生活動線が確保されました。
右側にエフェクターが置いてあるけど、アンプラックを作る前の写真だから紛らわしいかも。
今は床にモノを置いてないからかなりスッキリしています。
取り敢えず部屋の入り口から部屋の奥までスムーズに移動できる動線を意識したレイアウトを意識しましよう。

ウォークインクローゼットの生活動線も確保できました。
右側にギタースタンドが置いてありますが、整理整頓をしたことで収納することができました。
物が多いほど管理の手間が増え、生活の質も低下するので、清掃・移動・休息を意識して弟のように部屋の改善を頑張りましょう。
ひと言
部屋がすぐに散らかる人は、不用品を減らして、収納するモノの置き場所を決める。
収納を増やさずに、ジャスト収納で済む範囲で生活してみましょう。
敢えて服を畳まない収納など、めんどくさい手順を減らすことも散らかりずらくなるコツです。
散らからない仕組みづくりを意識したレイアウトにして脱汚部屋に繋がれば幸いです。